ジ・アウトローズ(The Outlaws)ありふれた日常

親愛なる読者の皆さん 
虚業の王 内田比呂です

 

フランスでは沈黙が訪れる時、天使が通り過ぎるという…

 

楽しい思い出と辛い思い出が切り離せないように、生と死もまた切り離せない。

昔昔のお話しで、どうせフィクションだと思われるだろうけれど、自分の人生を重ねてほしい…

 

死の輪舞を踊らなくて済むように。

 

僕は今、彼の瞳を通して、ありふれた日常の光景を見ている。
華がある彼のここから未来(さき)を考える。

 

 

 

 

 

The Outlaws

 

 

 

ありふれた日常へようこそ

 

1994年東京

中学にあがった。
中1になったばかりでは、上級生との体格差は大人と子供ほどある。

 

年下や自分より弱いモノにしかイキがれない連中の巣窟。

 

それは、どこでも変わらないだろ。

 

「気に入らねぇなぁ」
「たかが1、2年早く生まれたのがそんなにエレーのか?」

 

だから、そういう類の連中は誰彼構わず、血ヘドを吐かせてブチのめした。
同中の上級生、他校の上級生、高校生、チンピラ、ヤクザ。

殴り合いじゃない…殺し合いだ。

武器(エモノ)は常に腹の中に隠していた。
始めこそ光物で首を狙ってくるヤツや、直ぐに刺そうとしてくるヤツもなかにはいたが、地元では中1にしてあっという間にその一帯、隣町まで、もう歯向かうヤツは誰もいなくなった。

 

同じ頃、とある事件がFRIDAYに載った。

ギャング同士の抗争…
あらゆる週刊誌にも載った。

ランクルで相手チーム連中の足を轢いて、更にその後、ハンマーで足の骨を折っている。

連れと居合わせたものの、この事件には直接関係はなく、やがてオマワリたちが来るのも分かっていたから現場から退散した。

この頃には、世の中が恐怖と力で支配される仕組みなのも充分に理解していた。

だけど自分が中2中3へと上がり、10代後半になってからでも、余程の裏切りや不義理ではない限り、後輩には一度たりともヤキをいれたことはない。

 

 

ありふれた日常は残酷だ

 

中学の頃から親父の仕事を手伝って日銭を稼いだ。

解体の現場仕事。

屠畜場(とちくじょう)の傍でも働いた。

1日中、家畜たちの泣き叫ぶ声が聴こえてくる。

 

器具で固定して脳天に杭をブッ刺して殺す。

豚はガキみたいに往生際が悪い。
ひたすら悲鳴を上げ続ける。

その点、牛は大人で静かだ。

白い連中が牛刀をシャカシャカ研ぎながら「さぁ解体しますよ~」とでも言わんばかりに無言で待ち構える。

 

 

ありふれた日常の陰と陽

 

幼なじみの同級生。
まるで双子のようだった。

ルックスも不思議と似通っていた。

未だにアイツ以外には喧嘩で負けたことはない。

当時のアイツは見た目は良くても女にはモテなかった…家が貧しかったから。
どうやって童貞を捨てればよいか相談されたりもした。

 

「俺とお前は陰と陽だな」

 

それから間もなく、アイツは10代でスターになった。

もうアイツのことを知らない女はいないんじゃないかってくらいになった。

月1で事務所に顔を出せば、お偉いさんの数百万入っている財布のなかから小遣い変わりに「好きなだけもっていっていいよ」と言われていた。

17の頃には、運転手付きでベンツSクラス2台と家を所有した。

 

 

ありふれた日常はずっと続く

 

中学の頃家出して、、、
ポケットに数10円しか入っていないところから「当たり前」をやり続けた。

恐らくこれを読んでいる君が想像出来る範囲のことはすべてやった。

 

すべての抗争に勝ってきた。

自分が入る穴を掘らせて埋めた。失禁し気を失う連中…

銃は映画のようにはいかない。薬莢と硝煙の匂いも強烈だ。

 

あらゆるリアルビジネスでのし上がった。

解体業、特殊内装、不動産に水商売etc…

 

多額の資金が投入される建設現場であれば人が死なない方がおかしい。
どんなに注意していたとしても。

いつも人の死は間近にあった。

兄弟で働いていた他社の従業員が落ちてきて、即死。
片目は飛び出、その亡骸を実の兄が抱えながら泣き叫んでいる。

 

兵隊を使ってナイトクラブのバウンサーもやった。
小生意気なガキを締め出すワケだが、兵隊が便所でネタをやっているガキと揉めて店ごと破壊してしまうから赤字だった。

 

 

組織はどんどん肥大していく…

周りはムショ上がりだらけの墨だらけ。

 

後輩(年上でもそう呼ぶ)たちへ会社を譲ったり、次々に独立させてやった。

 

 

そんなある日、突然街から消えた。
連絡先は誰にも教えなかった。

15才から休まず働いてきたんだから、1年ぐらい1憶は使って遊んで過ごそうと決めた。

えんぴつを振って、出た目の馬テキトーに百万単位で張っていく。
FXも入金直後、テキトーに買いから入ったら一瞬で200万以上溶けた。
オンラインゲームへは毎週200万円づつ課金した。

 

 

そんなこんなで、、、

さて、そろそろ別の事業でもやるか…と思った。

「大体こんな感じかぁ」

やってみたら直ぐ出来た。

 

 

 

さぁまたどっかに行こうぜって気分になったよ俺

 

 

 

 

「大丈夫、比呂さんなら出来る、やれるよ」って真っ先に言ってくれるのが彼なんだ。

彼が今以上に巨大で真っ当な実業の王になっている頃、虚の王である僕こそが虚業の王になっていることだろう。

 

 

P.S.なんでも最近離婚した芸能人のオシドリ夫婦、女の方だってズブズブで尻は汚いそうだ。

 

 

 

誰の理解も求めていない

心臓をエグる私怨と情念

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